おてんとうさん

 「おてんとうさん」、万物に平等に陽(ひ)を与えてくれる、この言い方は
、「おてんとうさん」と「万物」を並列した状態での外の関係を現わしている。

 内の関係もある、「おてんとうさん」が「万物」の体にある状態では、
「万物」の内側に「おてんとうさん」が平等に現れる。

 それは、
(健康は)自然に保たれる平衡として。
(病気は)体の中の自然の働きとして。
(病気は)調和として。
(病気は)自分の力で経過するもの。
(自然は本来の)正しさとして。

 中国古典で「天」とか「自然」とかの概念がある、それは日本の「おてん
とうさん」のように体の外、「おてんとうさん」が頭の上にあって、体が「お
てんとうさん」の下に並列的にある状態ではない、中国古典は、外では
なく体を包摂した状態でのことで、「おてんとうさん」は体に均等に現れる。

 西洋では、自然・社会・人間の文脈が、一つひとつが体の外に、独立し
た関係として読むが、中国古典では三つがひとつのつながりとして読むの
である。(つづく)

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